株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『期待外れ?トルキードの憂鬱』
さて、このところTOP50第2戦のエレキ艇準備で他の仕事がなんもできません…。
ホンマ、TOP50でエレキ戦が何よりも大変&無駄多すぎ…ホンネはTOP50エレキ戦は一番やりたくない試合。
どんなに頑張ってもしょせん小学生の駆けっこより遅い「亀競争」に体力気力財力時間を異常なほどに消費します。
スタート勝負だけなんだけどね結局。
でも沢村さん艇なんか、30番のスタートでもほぼ全員ゴボウ抜きしてしまいます。
4年前の弥栄戦では加藤さんが当時最強のトルキード2.0?をジョンの素ボートに乗せて、その速さが話題になってました。
遅いとは言え、時速7kmと14kmの差は1時間で7km、「30分で3km以上」もの差がつくと考えればとんでもないわけです。
6月だけに、夜に雨降って激アツバックウォオーター争奪戦にでもなったらそのメリットは甚大です
弥栄はバックウォーターの手前にボート一隻しか通れない岩盤渓谷があるんで追い越し不能、一番乗りすればBW全域が手前から独占できます。
当たれば1日で上位確定もあります。故に狂人揃いのTOP50ならではのハイスペックエレキ戦になるわけです。
今年のTOP50はイープロ9.9馬力を筆頭に、SDGのブラッシュレーサー、中国製ハイガー、そしてトルキードとハイパーエレキ性能発表会になりそうです。
しかし、それでも2馬力のガソリンエンジンと大差ない、しょせんは1500回転以下での軽量化とバランス勝負なんですね。
エレクトリックもターは出力換算で8馬力あっても、回転数が上限1500回転しか上がらないんで、4000回転以上回るガソリンエンジンの8馬力とは全く違います。
大出力エレキが必ずしも早いとは限らないところが本当に難しい。
残念ながら普通のセッティングではトルキード4.0(出力だけは8馬力相当)は、1人乗りでも僅か12.5kmしか出ませんでした。
セッティングが悪く、走行時に船体が立ってしまい、大きな「押し波」が出てしまったので、この姿勢と押し波の軽減が最大の改善点ですね。
実際2人乗りだとぜいぜい8~9km平均、今のNewツアー2機掛けジョンと大差なしという結果でした。
メーカー表記では「3トンのドイツ水路用観光船で時速13km」とありましたが、よほどの好セッティングだと思います。
まあしかし、走行姿勢をプレーンに修正できればまだ伸びシロはあるとは思いますが。
弥栄の練習出発まであと数日、セッティングが出なければ土壇場で究極の選択を迫られるかもしれません。
で、5月31日までの緊急事態宣言が再々延長になって土壇場中止とかなったら魂口から出て行きそうですわ。。。。
でもなんかコロナ減りそうな気がまったくせんね。
さて、昨日ここで紹介したインクレディブルハルク、違うわ、Mr.インクレディブル、ちゃうわ、御茶ノ水博士竿、
ブログアップの数分後に7本売れて、翌朝には完売してたそうです。
ま、ブログを信じてコレ買ってくれた人、まあ絶対に後悔しないと思います。
63で77gはヤバ杉☆MAXです。
ジグザグガイドは叩く釣り、操作する釣り、積極的に感じる釣りには間違いなく効果あります。
PEが絡んだら解き難いのと、ローガンには超辛いのだけが欠点。
いずれ来年にはカレイドで再現できると思うので、気長にお待ち下さい。
実はナイショにしてましたが、2年前のヒットの撮影でフラッシュニードルに使っていたのがポッキーⅡこと、Mr.インクレディブル63です。
ここ一番に使って既に3シーズン目、いまだにEG量産では510ポッキーまでしか現できないのが「ハンドクラフト」ならではの妙味。
ま、EGで何故それを再現できないのか理由ははっきりしてます。
それは「スパインレス」に触れるのと同じくらい、大手メーカーほど嫌がるもう一つの「竿のタブー」。
もはやそこに触れずに再現できるとは思ってません。
現役引退まであと僅かしか残されていない今、目の黒いうちにカレイドでこれを実現させないと死んでも死に切れません。
なんで、来年、Fショーがあれば、初めてもう一つのロッドのタブーの核心に触れよることを宣言します。