株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『ディアウルフ・ワイルド7、遂に発売』
もう間もなく、たぶん来週中?にはディアウルフ・ワイルド7の初回リリースがある模様。
コロナ禍パーツ遅れで、ほぼ1年遅れですけど…
もうこれはウダウダ解説するより、実際に投げてれば瞬時に全てが理解できるので全部割愛。
掛けてもすぐ解ります。
本日特設ページも公開されたんで、ウンチク読みたい方はどうぞ。
今江的にこのロッドはもはや宣伝不要です。
https://www.evergreen-fishing.com/news_html/direwolfwild7_story.php
ディアウルフこそがかつてスタリオンOTMで目指した最終目標の、2ランクパワーアップ版。
硬度は同じMH表記なんだけど、全方位に一切のパワーロスがないんで、OTMより遥かにパワフル&トルクフルに感じます。
クーガーエリート7とも同じMH表記ですが、ムキムキした感じは全く別のMH。
“引き物”特化型MHがディアウルフかな。
巻物ではなく、“引き物”ってのがミソ。
店頭で持つと「意外に重たいね…」って思います。
本音言うと、店頭で「軽い!」って感動する竿って実戦ではスカスカです。
使ってるカーボン組成と構造はすぐ解るんで、世の中にそんな美味い話はありません。
まして海外大量生産では品質管理に限界あります。
ディアウルフの本質は「真っ直ぐ美しく飛ぶ」事。
簡単そうで、当たり前そうで、実はガイドがついて捻れる竿では基本性能であり、同時に究極の性能でもあります。
この基本性能を極めた竿って、実際にはほぼ市場に存在しません。
みな使い手が「竿の癖」を「感覚の慣れ」で調整して投げてる事がほとんどです。
竿の構造的な理由から来る「癖」の理由について、詳しく知りたい方はコチラまで。
https://www.evergreen-fishing.com/news_html/gtr_story.php
これは30年以上前、電撃フッキングを標榜したコンバット時代からずっとブレずに、
ずっと今まで延々と語り続けてきた竿の本質であり、自分が諦めずに目指してきた目標です。
やっと公に「実現」と言えるレベルに達するまで、実に30数年の歳月が掛かったわけです。
完全な国産にひたすら拘ってなければ絶対に無理だったとは断言できます。
と言うか、こんなジジイになるまで、文句も言わずよく付き合ってくれたEGに感謝しかありません。
凄い会社だと思いますマジで。
ここまで徹底して釣り人本意で開発に付き合ってくれる会社は後にも先にもEGだけでしょうね。
この厳しい時代にも拘らず…
すごい器の社長ですわ。
社長の首挿げ替えて、コロコロ方針が代わる釣りの本質を知らない会社とはエライ違いです。
ディアウルフ、たぶん年明けには海外で超人気爆発間違いないというか、もう既にって感じなんで、
あるときに絶対手に入れておいて下さい(たぶん既に無理っぽいそうですけど…)。
これはデザイン、宣伝云々ではなく、本質的な歴史的名竿だと断言します。