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K.IMAE TOP SECRET!

株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ

K.imae Today's Tips 32022023/02/01

『IXI “The furious” LNC/R公式発表』

本日、遂にルアーニュークラブRでIXI The Furiousが公開されました。

端的にFuriousだけの能力を表現すれば、「爆発的に飛んで、爆速で巻いても、爆浅い場所を、爆発的直進性で巻けるシャッド」。

それも、明確な巻き感や抵抗感、ロール明滅、クランクとミノーの中間波動と言ったシャッドの基本性能を何一つ低下させることなく。

シャッドを極めたイマカツをして、ゲキアサシャッドが限界と思っていたシャッドの「激浅潜行能力の限界突破」を、まさかの革新的技術で実現した爆浅爆速爆直シャッ
ドです。

今週のルアーニュースクラブRでは、どうやって業界常識でも限界と思われていたシャッドの最浅潜行深度を突破できたのか、その理由を物理的かつ論理的に知ってもらうために、頑張って図解で解りやすく説明してみました。
これは決して単なるデザインやギミックではなく、今後、「ゼロ」と「50」の間を完璧に狙える激シャロー攻略の新たな糸口になる技術革新です。
同時に爆速でも揺れない、ブレない、ムーンサルトしない一定層に張り付くような直進性を得た事で、シャッドの高速リアクションサイトにも新たな一手が加わると思います。

かなりの長文ですが、ルアー製作において最も重要視される水流抵抗力学(Hydro dynamics)を理解する良い機会だと思いますので是非読んで欲しい記事です。

今江克隆のルアーニュースクラブR「革新的構造でシャッドプラグの限界を突破!『IxI Furious』最新形態と特徴を公開」の巻 第1134回

因みに、ちょっと古くからバス釣りをしてきた人でも、脳内ゲキアサな人は40年前のアメクラ「トラブルシューターのパクリやん!」って「穴」見ただけで速攻反応すると思います。

それ言うと、後でその「穴」に入りたくなるほど恥かきますんで、ルアーニュースクラブRの本文をよくよく読んでくださいね、チンペー君。

謎の「水流放出で超音波発生!」なんてIXI Furiousでは一言触れてませんので。

確かに1980年頃、アメリカでは穴あきルアーが大流行したことがあります。
その筆頭がブレイクモア社のトラブルシューターとアクアソニック社の“小さな墓堀人”ことリトルアンダーテイカー。

特にリルアンダーテイカーは笛のような形状に大きな穴がリップから後方に開いており、「NASAのデータ分析に基づいた」???、「バスが理解する言語を話す」と説明書に書かれた迷作でした。
今からすればプラグの穴あけは動きを悪くするだけの改悪がほとんどで、まさにアメリカンB級ルアーの代表のようなプラグでしたね。
信じて買い集めてましたけど…速攻、歴史の中に消えちゃいました。

この時にもし、ボディーに穴をあける場所と構造次第で、抵抗水流を減圧するための「バーチャルリップ」とも言える全く別の実戦能力が実現することに気が付いてれば、これらのルアーは歴史的名作になってかもしれません。

ルアーって、ほんと、何かをとんでのないものが出てくるときは、今も昔も「偶然」からしか生まれない気がします。
で、伊東さんが新たにIXIハイドロストーリームで特許申請してしまったんで、メガバス社以外では残念ながらもう真似も出来ないわけです…。

何はともあれ、現時点でFuriousより激浅いレンジを、シャッドならではのキレある動きを落とすことなく通せるシャッドプラグは存在しません。
浅いドリームレイクで色んなシャッドと比較テストしましたが、何処を爆速で引いても、一切底に当たらないのはFuriousだけでした。
リップが極小なのに弱弱しい動きではなく、巻き感がとても気持ち良いのが更に驚きです。
MLBO搭載&エアロボディーデザインなので、“爆飛び”に関しては無双です。

メガバス社公式WEBサイトでのIXI“The furious”の「伊東節」による公式発表は2月3日(金曜)とのアナウンスを聞いてます。
こちらも併せて是非ご一読ください。