『河野正彦、２週連続開幕戦優勝！』

なんと、河野正彦が本日開催されたJB生野銀山湖プロシーリーズで、２位にダブルスコア近い差をつけてまたしても優勝。

またまたロクマル近いやつ仕留めてました。

昨年の失意のズンドコから、今年本当に覚醒したかのような大躍進。

河野のウィニングパターンはモグチャモンスター3/8ozにハドルギル（プロト４inch）をセットした「ギルチャ」。
バックウォーターの流れのポケットから超本気のモンドリングしてきたそうです。

ちなみに、およそ50艇が参戦して、釣ってきたのは僅かに３人、総引数３匹…。
この一番いい季節に、ガチのローカルプロをしてこの結果、、、恐るべきは生野銀山湖のデスっぷりでした。

このギルチャ、、、もう4年も前にワシが考案して、釣れる！釣れる！って言ってきたんだけけどイマイチ理解されなかった不遇の名コンビです。

フックゲイブ幅より横幅のあるフラットなワームをチャターにセットすると、カバーに当てて姿勢が倒れてもフック先をワームエッジがバンバーのようにカバーから守っ
てくれ、安定したスイミング姿勢をキープできるのが最大のキモ。
そしてフラットな安定感により、超高速巻き＆カレントの中でも真っ直ぐ速く引ける「千鳥消し」仕様。
ボトムに落としてもフックが倒れないので、ゲキアサのサンドバーなんかでのズル引きも効果的でした。

当時はフラットカーリーのデカい方をちょいカットテールで、モグチャモンスターセットするとデカいやつの反応がすこぶる良かったコンビです。
ワシは奇跡のチャターに関しては元祖マスターであり、マイマネーベイトでしたからね。

懐かしのザ・ヒットの阿武川ダムのロケでも実釣紹介してますね。
スーパーモグラチャターには3inchのフラットカーリーがベストマッチします。

とにかく見た目以上にこのコンビ、マジで意味不明に良く釣れますのでこれからのシーズン、是非用意しておいてください。

今回、河野が使ってたのは、開発最終局面のフラットハドルことハドルギル4.3inch。
この2年間、4.３inchから5.2inch、5.8inch、6inchと様々な形状と形をずっとテストしてきてます。
リブの深さ、厚みとハドルテールの大きさの黄金バランスが安易に決められないほど難しく、最後は縦のハドルテールとかも試してました。
また5inch以上になるとある理由でフッキングに大きな問題点があり、それを解決する修正にも時間かかりました。
後発で開発する以上、先達を超えるものでないと出す意味はないのでね。

海外コロナ事情と某H.Yのおかげで、完成が激遅れに激遅れましたが、ようやく今期にはどのサイズかがデビュー出来そうです。

そんな話を書いてる最中、なんとも妙なタイミングで海蔵さんがフラットヘッドカーリーカットテールのフンガリングメールを送って来ました。
みなさん、気が付くのが毎度3年以上遅いけど、使ってみれば開発の狙いが明確に解るのでフラットヘッドシリーズはこれからの季節是非一度使ってみてください。
ホンマに釣れますので。
今江的にはジャバロンと並び立つフリーリグ無双ワームです。

あ、そうそう、友蔵君、まず最初にメスがベッドは作るんだよ。そのタイミングで見つけたプリメスは苦労して作った自分のベッドに固執するんで、産んでないのにまる
でオスみたいに簡単に釣れます。
尻尾下側が削れたオスってあんま見ないだろ。

ただし産んでないオス待ちのメスは最初の1～2投以内に釣らなきゃ完全に逃げちゃうけどね。