株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『釣り納め雑感、ワカサギの功罪』
今回のルアマガ取材で確信したこと。
今、日本の湖の冬は間違いなく2極化して来てると。
それは「ワカサギがいる湖」と「ワカサギがいない湖」のバスの行動の著しい違い。
いち早くコンディションの良いバスほどディープに落ちるワカサギレイク、シャローにデカバスが居残ってディープはチビだけのワカサギがいない湖。
今回の湖は後者でした。因みに先週テストに行った内場ダムもワカサギが大激減。先々週の正木ダムも、11月にホゲまくった金砂湖はワカサギ不在。
東条湖、青野ムダ、津風呂湖、サメウラ湖、そして琵琶湖、関東の各湖はワカサギがとても豊富。
近年は湖のワカサギの有無を無視すると、冬は特に痛い目に会う事を確信。
今回のお題は「メタルルアー」だったのだが、本格寒波到来直後とあってドンピシャのタイミングと思い込んでいた。
結果的に言うと、最初から8m以上をメインにしたが、ライブスコープでいくら探してももぬけのカラのつんつるてん。
メタルで何とか釣ったものの、それはメタル本来の使い方とは違うイレギュラーな使い方。
釣ったのはほぼボトムが見えるシャローでのメタル。
それも20g以上のヘビーメタル。
驚いた事に、ドクリアなシャローに見えバスがかなり散見され、本格寒波の直後とあってそのままシャローで動けなくなっている感じ。
レイダウンや岩陰とか、木の根っこのブッシュみたいなところ。
減水傾向なのに。
で、小潮なのにシャローにデカバスが結構見えるんで、とりあえず反応見て見る事に。
まあ、フィネスなもん、食わせ系は見事に全てガン無視。
寝てるんかと思うほど動かないんで、生きてるんかよ???と最後はジグで頭小突いたらウザそーにゆっくり逃げてく感じ。
で、暫くしたらまたその近所に戻ってボーっとフラフラ泳いでいる。
何に反応するのかと観察した末、ギルベビ寒鮒のある方法を試すことに。
これが大当たり。
3DR寒鮒にすると明らかに反応激変。
掛が浅くて50アップ連続2本を抜き上げ失敗でバラしてしまったが、冬のシャローのビグベのお手本のような釣りができました。
なんで抜き上げざる終えなかったかは雑誌で見てください(泣)。
何もかもがギリすぎなんで…
結局、ギルベビで誌面バス確保してから、メタルで釣り方試行錯誤する展開に。
ある意味、メタルは無理矢理間満載でしたが、いわゆる「ミドル」でのヘビーメタルの使い方もあることが逆に勉強になった取材でした。
ビグベもメタルも、使い方の共通キーワードは間違いなく「反射食い」。
反射がめっちゃどんくさいんで、冬の神経衰弱、超電撃ですけど。
ワカサギレイクでのメタル系の使い方は自信があっただけに、ワカサギ不在レイクでの使い方のヒントを得た釣り納め。
チロチロ系メタル“サウスソニック20g”のメタクロ式釣法とか、ワカサギスプーンのミドルジャーキングや岩盤オバハンコールとか。
メタル系は究極の「操作系」ルアー、まだまだ理解度の低い未知の可能性を秘めるジャンルだと思います。
だから元祖ルアーらしくって面白い。
さて、クリスマスイブのイマカツWEBショップ販売、ギルベビ夜光貝は予想通りの瞬殺劇。
ギルベビ夜光貝ギルジュニ共々、年間通してもはや必需品だと思います。
そしてレプリケーター夜光貝は、まさにイマカツWEBショック!!と叫びたくなるほどのお値段に自分もビビリました…。
ただ多関節でデカいのレプの夜光貝は手間ヒマも、ロスも大きく、全手作業組み立てなんで工場も最強に生産嫌がるんで…
巨大な「神龍」にいたっては工場最悪の嫌われもん、生産ラインまるまる潰されるんで迷惑千判。
ほぼ工場の嫌がらせ気味の仕入れ価格です。
それでも超人気のストロングチャート白夜光のレプは瞬殺。
レインボーは残り僅か。
ワカサギじゃないけど、ドデカいバスほど虹鱒大好きなのは世界共通なんで、湖北、池原で人気が高いだけはありますね。
ま、定番の鮎夜光貝はまだ結構残ってますが、日本のリザーバーのBWでは絶対定番です。
いずれにせよ、夜光貝のレプはもう来年末まで作りたくない(とてもシーズンインしたら作れません)ので、欲しい方は今のうちにお願いします。
https://www.imakatsu-webshop.jp/shopdetail/000000000187/
…って、添付アドレス確認したら、もう既に虹鱒、完売でした…スイマセン…、そして有難う御座いました。