IMAKATSU イマカツ

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K.IMAE TOP SECRET!

株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ

K.imae Today's Tips 34342024/01/05

『発掘良品PART③』

正月で新鮮なネタがない&ショー前でまだ明かせない事ばかりなんで、発掘良品シリーズ第3弾です。

もうこれは発掘良品どころか、0.6号以上のPEなら絶対無双にこれ一択って断言できるほどの逸品。
音のならない使用感、しなやかさ、耐摩耗強度、どれをとっても忖度なしにダントツです。
値段もトツダンですけどね…。

もうこれだけは使ったら最後…です。
京弥神も対談で激しく激押し&同意してたもんね、06以上のPEは絶対これしかないって。

でも今江的難点は、、、、
0.6号以下がない。
カラーの緑が難点。

まあ、12本撚りなんで0.6号以下は技術的に難しいとして、せめてバス用に「白色」出してくれんかな。
PEはバスに最も警戒されないのは空や銀幕に溶け込む白、枝葉のカバーで緑に同化せず見やすい白がベストカラーだと思ってます。

 

で、0.6号以下で良いPEラインないかなって探してたところ、結構使えそうな感触得たのがコレ。
特にオープンなエリアでのスモールマウスでのマイクロベイトには使い易かったですね。

透明感がある白色なんで喰わせる目的で使う細PEとしてはベストなカラー。
DUELならではのエステル系ハイブリッドPEで、エステル系は摩耗に弱い印象あるけどコイツは0.4にしては結構耐えてくれましたね。
この細さになると硬いもんで擦るとほんまビビるくらいあっさり切れるんで。
操作性は抜群に良いと思います。
ワシはPEを選ぶのに色と「耐摩耗性」を一番重視してます。

0.4~0.3の細PEはバスフィッシングの場合「巻替え頻度」も非常に多くなるので、価格も大きな選択基準です。

 

ラインに関しての発掘良品はまだまだあるけど、今回一番の発掘良品はコレ。
エバーグリーンの「SEIL6ポンド(フロロ)」。

これはホンマ、昨年の発掘良品の中でも上位ランキングです。
フロロ6lbだけを選んだ理由がすぐ分かった人はオタクです。

このラインが、ライナースピンやガルネリウスを強力な武器化に成功した大きな役割を果たしてました。
そのキモは、EXTHREADの6lbってどうしてもベイトフィネス系に寄ってしまってて、正直、スピニングには向かない硬さと太さだったわけ。
てか、スピニングでフロロ6lbを使うって、30年前の琵琶湖くらいしか使わなくて、スピニングには向かず、ベイトフィネスにはちょっと細いフロロ6lbって最も売れないデスポンドになっていたんですわ。

まあ、東レにも昔みたいに色んなバス用フロロラインナップあれば別だけど…。

そこでたまたま気付いたのが、EGのバスザイルフロロ6lbの線径がEXTHREADのフロロ5lbとほぼ同じって事。
しかもSEILはかなり柔らかいのでスピニングにはピッタリ来たわけ。

EXTHREADの5lb感覚で使えて強度は6lb、しかもしなやか。
試しに大口径の昔のイグジスト2500に巻いてみたら今まで一度もライントラブルなし。

これによってライナースピンやガルネリウスにPEを使うことなく、フロロ6lbを組み合わせることでジャバロンスーパーリアル110ジグヘッドや、ジャバロンのデッドド
リフトとか、今までしっくりこなかったパワースピン系のフィネス攻めが気持ちよく出来るようになったわけです。

ベイトフィネスとは喰わせ力が違うんだよねコレが。

 

 

フロロ6lbってかなり強いですよ。4~5ポンドとは全然余裕が違ってきます。
こんな鯉さんをカバーのど真ん中で掛けても、ライナースピンでカバーの中から引き吊り出せたもんね。

ま、デカバスだったら焦って切れたかもしれんけど…鯉は別に焦らんからなかなか切れんね笑。
ちなみにSEILフロロは原糸が超一流なんでそこも安心です。
7lbがないのがとても残念でだけどね。