株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『デッドスクリューとデスロール』
2008年に開発を開始し、2012年ごろ頓挫したデスロール様。
バカラックで1時間も使っていないのに60アップ2本を仕留めたポテンシャルは底知れぬ可能性を感じさせました。
で、速攻壊れましたけど…。
試作は困難を極め、回転構造上の問題からすぐに回転が悪くなったり壊れしまうのが致命的で、結構頑張ったんですが、コスト的問題や、ブレイクし始めたデカ羽根モノとかに興味が移ってしまいお蔵入りしてしまいました。
それでもバカラックのインパクトはずっと心の隅に引っ掛かって、一度も忘れられない存在ではあったわけで。
そして6年前、イマカツの看板でもある羽根モノ開発がひと段落して、デスロールの威力を何とかシンプルに再現できないかと考えたのが実は「デッドスクリュー」。
メチャクチャパワフルで重厚な4枚ペラが発生する後方水流で、ボディーの実態を幻惑して追尾してくるバスに見切らせない効果を狙っている点がデスロールと同じ。
デスロールを諦めたくない苦肉の策でもあったわけで。
このデッドスクリュー、、、イマイチ人気ないんだけど、とにかくデカいのが釣れたのは確か。
メチャ賢しこそうな豚バスが釣れるプラグはそうそうないので、デスロールのDNAは受け継いでると思うわけで。
七色でこいつを仕留めた時には絶対デッドスクリューには何かあると思った訳で。
ただ、「ただ巻くだけ」、出来て「リッピング」まで、と言うスクリュー系の限界ってものを痛感させられる場面も多々あったのも事実。
自分からタイミングを狙って仕掛けられないもどかしさってのが「Wスイッシャー」の限界なのかと。
要はハメられるタイミングはバスの気分次第ってところが大きい。
それが既に世にあるジャンルの限界なのだ。
今日もInstagramストーリーズでデスロールの水中映像を24時間限定公開してます。
カメラのピントが全然合わないほどの幻惑効果、全身波動を纏うデスロール。
このパワーはWスイッシャーの比ではない。
水中映像で見るとまさに深海に潜む謎の発光生物みたい。
夜光イカのようなクリオネのような。
現在最終段階に突入している新型UMAデスロール、2023年2月までには全貌公開する予定なのでお楽しみに。