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K.IMAE TOP SECRET!

株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ

K.imae Today's Tips 33792023/11/02

『武士道』

いやしかし、毎年毎年バサーオールスターは大昔の廃盤パワー系ルアーが大活躍するのはオモロイね。
今年はまさかのブシドーが復活炸裂でした。
調べてみたらなんと発売は2007年頃でした。実に16年前…。

今江克隆のルアーニュースクラブR「廃盤ルアーの活躍とZONEへのトリガー〜バサーオールスタークラシック2023参戦レポート〜」の巻 第1168回

元ネタは2004年にアメリカで大流行した「パカクロー」。
フィリッピングワームとして登場したチューブ型ワームでした。
これが後にスイミングでも効くことが発覚しアメリカで大ブレイク。

 

そんでもって、そのスイミング性能をより強化するためにノーシンカーでも投げられるバルキーさを持たせたのが、2005年にワシがバークレイで開発した「バタフライクロー」。

実はオールスタープラでブシドーが効く事が解って、バタクロも自宅倉庫を家探ししてもらったけど奥底に仕舞い過ぎて発見できずでした。
ま、エコわーむでないからJBNBCで使えなくなったからまた使うとは思わんかったしね。

 

オールスターから帰宅して、大昔のTOP SECRETを調べてみたら、2005年の遠賀川戦で表彰台ルアーになってました。
記事を改めて読んでみたら、2005年には既にワシは「フリーリグ」を使っていたことが驚き。
もはや完全にんなこと忘れとったね。

 

そんでもって、4.5inchのデカいバタフライクローとは別に、ほぼ同じころバークレイで作ったのが小ぶりな「侍ホッグ」。
余程この頃はバタフライ系ワームが好きだったんだなワシ。
完全にオールスターまで忘れとったわ、歳やな…。

よくまあ、、、ブシドー、、、遠征寸前に偶然部屋の引き出しの隅で見つけてワンパックだけバッグに入れたもんですわ。

 

そんな日本昔話の中で、ワシがデザインしたバタフライ系でも最強のハンドパワーを持ってるのがブシドーです。
ブシドーのバタバタパワーはバタフライクローの比じゃないもんね。
角ばって厚みのあるハサミ、更には縦にも抵抗版が設置、手のパワーで巻いた時に回転しないようボディーはゴキブリみたいなフラットボディー。

今でも4inchブシドーのパワーを超えるバタバタ系ワームはまずないと思います。

 

腹の深いリブのおかげで水掴みは更に最強、しかもフッキングが良い。
ジャバロン同様、15年以上前のワームだけど、めちゃめちゃええワームじゃん。

えっ!?なんで廃盤なったんかって??
そりゃあなた、弱小(株)イマカツの営業力より当時はバークレー(ピュアフィッシング)の営業販売スケールがケタ違いで、お店で被ってしまったブシドーはイマイチ売れなかった不遇の名作なんだわ。

厳太郎を初め霞水系のスタッフが皆大切にストックしていたおかげで今回難なく手に入れられたのはラッキーでした。
皆口をそろえて「ブシドーめっちゃ釣れるんですよ」って…今更言うなよな…。

今更になって薮田や三原まで言い出しやがったし。

 

ん、しかしなんでサムライやブシドーなんて名前なんって?

そりゃあなた、オオタニさんもそっくりなん被ってはるでしょAREを。
まさにブシドーは武士道、サムライ精神のシンボルなのであります。

詳しい使い方なんかはバサーやルアマガでまた解説しときます。