株式会社イマカツCEO
今江克隆公式ブログ
『変な色?謎の色』
最近話題に事欠かないジャバロン140。
実はジャバロン140の復刻はワシの希望やありません。
オールスターでこれしか使わんかったのは、決してプロモーション狙った訳でなく、マジ偶然です。
なんで、最初に復刻カラーラインナップを営業から見せられた時「なんじゃこの色???」って思ったのが、
この広告写真にデカデカ使われてる誰が見ても変な色…。
こんなカラー、売れるんかいな????ってマジで不安になったほど。
なんでこんな色作ってん???と正直ストップ掛ける寸前でした。
でも実は、このカラーこそが、営業部曰く、ジャバロン140復刻の絶対本命だったそうでやんす…。
そして営業部からこのカラーのニックネームを聞いた時、ワシは瞬時にすべてを理解できましたわ。
営業部曰く「暴走カラー」、、、、やなくて、「房総カラー」。
この時点で「なるほど!!!」「スゲー!!」って気付いた人は自然の中での観察眼も一流なアングラーです。
ワシは瞬時に答えを当てましたけどね。
その答えは「赤ガエル」!!
そう、東なら亀山を筆頭とする房総半島のリザーバーの土手に生息するバスのメインベイト「赤ガエル」。
関西では春になると早明浦などでは似たようなツチガエルや赤ガエルがいっぱい赤土の土手なんかで見れます。
弥栄湖でもおったな。
ジャバロンは実は蛙にもなってしまうってわけ。
このカラーのジャバロンスキッピング土手落しなんて、まさに土出から落ちた赤ガエルなわけで。
ジャバロン140の復刻リクエストは実は関東房総半島からのリクエストが多く、次いで七色、池原からのリクエストでした。
ジャバロン140復刻盤は顎リングがインサートされてないので、絶対にホームセンターでコイルスプリング買ってきて装着しましょう。
顎キレが1日使っても耐えきるくらいメチャクチャ強くなるんで。
ホームセンターでほぼ100%売ってるし、ほかのワームにも使える便利グッヅです。
てか、使わんかったらチビでも1尾釣ったら顎下切れるしね、、、ハンターさん。
で、この色もなんやねん??って思ったけど。
東西のサイトアングラーからの熱烈な希望カラーだそうで思いっきり納得。
春のジャバロン縦落としほどヤバいもんないしね。
少々濁ってても、メチャ深いところまで見えるカラーってわけです。
わしゃハッカが欲しかったけどな。
でもそんな賢い営業部判断も、生産ボツにした「ナチュラルプロブルー」をワシがバサクラで必死こいて使うとは思ってもみなかったようでした。
てかワシも好きで使った訳やなく、たまたま机の隅に放置されてたこの試作カラー数本を、ホンマ、たまたま気になってスーツケースに放り込んで持って行っただけなんで。
で、アクション確認のためスイムテストで投げたらいきなりデカいの速攻釣れてしもたと言う。
ナチュラルプロブルーって全国的不人気色なんで、自分もまったく気にしてなかったけど、コイツの姿は霞ケ浦特有のダダ濁りに馴染んでホンマに「イナッコ」ソックリでしたわ。
背中側から見ると「こりゃ絶対釣れるわ!」って確信したのでバサクラではこの色以外は使わなかったほど。
今回の復刻カラーではボツになったけど、来春のリピート生産では「イナッコ」って名前に変えて生産予定。
もう既にワシはこの色でしか霞では釣れる気がせんのでね笑。